第1回:東京都豊島区池袋
池袋界隈に暮らして、ずいぶんといい年月が過ぎている。
東京に点在するおしゃれな街とはほど遠く、部屋着で街を歩いても気にならない、
気取らない感じの池袋がわたしは大好きだ。
まして、おしゃれタウン同様のものが、東武デパートや西武デパート、ビックカメラ、三越改めLABI1総本店池袋、サンシャイン60へ行けばだいたい揃う。
だがしかし、わたしが知っている池袋は今や昔らしい……。
リクルート住まいカンパニーの調べによれば、
池袋は2014年度「住みたい街(駅)総合ランキング(関東・20代~40代編)」で、
吉祥寺、恵比寿に続き、な、な、なんと”第3位“。
わたしはこのニュースを読んだとき、
「まさか、池袋が!!」と驚きと嬉しさが入り混じったこそばゆい気持ちになった。
こちらが、ぼんやりと池袋をぶらぶらしている間に、池袋はちゃくちゃくと変容を重ねていたようだ。
たしかに、副都心線改札前の地下道にEchika Ikebukuroが2007年オープンしたころから、
文化、芸術、新商業施設に力を入れ始めたように感じる。
東京芸術劇場は野田秀樹を芸術監督に迎え、「あうるすぽっと」では様々な舞台やワークショップを行い、乙女ロードはいまや自他ともに認める腐女子の聖地……。
そして、今秋、池袋東口に商業施設「WACCA」がオープン。
P’PARCOには「ニコニコ本社」ができた。
わたしは、かつての池袋に止どまり、この変わりゆく池袋をまるで知らない。
井の中の蛙を自覚させられつつ、池袋の新旧について今さらながら興味が沸いてきた。
このブログでは、池袋の今昔を探りつつ、池袋ならではの情報を毎週紹介していければと思う。
池袋に興味ある方も、池袋を知らない方も、乞うご期待!
ぐり