女子大生のファッションが気になってしかたがなかった時期があるのよ。
2011年〜13年初めまでの話ね。
そのころ思うところあって仕事を辞め、大学院で勉強をしていたんだけど、
そこで女子大生のかたまりに遭遇して愕然としたのよね。
なんだかみんなふわ〜っとした同じような雰囲気に包まれていたわけ。
もちろん趣味が細分化されている昨今、
おしゃれにもいろんなジャンルがあるわよ。
「大半の」女子大生ファッションのお話ね。
おしゃれに気を遣っているふうなんだけど、
何か主張やこだわりがあるわけでもなさそうで、
なんだか皆似たようなかんじだったの。
たとえばそのころチュールのロングスカートを
よく見かけたんだけど、
それって着るにはちょっと勇気がいるじゃない。
でもみんなしてふわ〜っと着ていたのよね。
これを着て目立つぞ!とか、
流行に乗り遅れないように!
っていうパワーが感じられるわけでもなく。
なんだかそのもやもやしたかんじが
気になってしかたがなくって
その子たちをつかまえて
話を聞いてみたりもしたわけ。
けっきょくのところ、
主張がありすぎると生きにくい、
だから余計な争いごとは避けて「無難に」振る舞っていきたい
という現れっぽい、ということだったの。
雑誌なんかはあんまり読まず、
何かのついでに駅ビルに立ち寄って、
たくさん並べられているアイテムを見て、
ああ、これが流行っているのかと知り、
これを着ておけば安心、と着ている。
ってかんじ。
そんな女子大生たちが支持するブランドの2大巨頭が
〈アースミュージック&エコロジー〉と〈ローリーズファーム〉
だったんだけどね、当時。
〈ローリーズファーム〉なんかは「普通の生活感覚を持った女性へ」なんて
うたっていて、「普通」ってポジティブなことなのね、と驚いたもんだったわ…
今はどうなっているのかしら…
なんて思っていたら、
長きにわたり池袋と暮らすぐりから
「立教大生のおしゃれは違う」
という情報を入手したのよ。
ほんとかしら。
当時は大学にかかわらずふわ〜っとしていた気がしたんだけど。
ということでこんど実際に見に行ってみるわね!
レポート、乞うご期待よ!