空気は少しずつ澄んできている。
朝焼けを背中に、近所を散歩。
昨日の雨をよけた猫たちが、朝の町を慎重にパトロールしている。
ここ最近、格闘していた仕事がひと段落したわたしはコンビニへ向かう。
店内では、仕事終わりのタクシーの運転手さんたちが、
楽しそうにビールやおでんを買い込んでいた。
勝手に便乗したわたしも手にしたコーラを秋味に替えて、レジへ行く。
「女の子が朝からビールなんて、恥ずかしいことしているんじゃないわよ」
という母の顔が浮かぶ。
とはいえ、「おつかれさま」とビールで小休止つけたいものだ。
明日からは新しい格闘がはじまる。
今はねぎらいタイムで、ごめんなさぁ〜い〜。