
本日は、実写版? ジョン・フォヴロー監督作「ライオン・キング」についての感想を少し。
えー、1994年のアニメ版とストーリー構成も内容もさほど変わらず。
なので、物語は完全に知っていたので、寅さんを観ているような安心感があった。
この映画のみどころは、やはり“超実写映画”と銘打つとおり、映像のリアル感が半端ないことだろう。
実際、わたしのアフリカに対しての知識は、NHKが真夜中に放映しているドキュメンタリーから得たものしかないけれど、
それでもアフリカの大地の雄大さ、動物たちの美しさがリアルに描かれているように思い、
“CGって、すごい”と、映画館でひとりごちた。
ほんと、映像がうつくしいので、ご覧になる方は是非とも映画館の大きなスクリーンをおすすめする。
ちなみに、なぜわたしが「ライオン・キング」を観に行ったかというと、
夏休みの人気映画ということで、一応現場(映画館)で観とかなければ、と思ったからだ。
ひとりでいくのもと思い、夏休み中の小学生の甥っ子へ電話して誘うと、断られた。
彼曰く、
「俺、ディズニーの世界観って興味ないんだよね」
ということらしい。
そういう生意気な発言に苦笑いが止まらないものの、
わたしはまだあきらめずに誘った。
「いや、でもさ、人気あるらしいよ。わたしもそんな、ディズニーとかに興味あるわけじゃないんだけど、流行りものだし、観に行かない」
わたしのあきらめの悪い言葉に、彼はこう言った。
「お互い好きじゃないなら、お金もったいないじゃん」
「・・・ですよね」
そう返し、しぶしぶ彼を誘うことはあきらめたものの、
わたしは、このとき心の中で、ひとりでもディズニーファンじゃなくても、レディースデイに観に行ってやるぞ! と誓うのであった。
