散歩で思う、コロナ禍の日々

img_20200408_135842_5986813134107486907101.jpg

 

春の陽気はうつろいやすい。
激しく降る春雨かと思えば、
清々しい青空の春日和。

気まぐれな空模様では、お日様が顔を出せば、全身に光を浴びたくなる。

とはいえ、このご時世。
ちょっとした外出でも、うしろめたい空気がまとわりつく。
「運動」などと理由づけして出る散歩には、
なんとも味気ない気分になる。

道すがら、
ジョギングやウォーキング、買い物をする人々をみかけ、

「一日中家でじっといるのは、
案外現代人にとって苦痛なのかもしれない」

などと思う。

実は、これまで当たり前に受け取っていた「自由」は
当たり前ではない。
先人たちが「思想の自由」を守ってきたからこその
「自由」だと、身をもって知る事実に、身振いする。

それにしても、昼間の街を歩いていると、ホッとする自分に気づく。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の発令で、
お店の休業や短縮営業がはじまってから、夜道がより暗く怖い。

夕暮れ過ぎになると街から人は消える。
暗闇が住宅街を覆うと、
シーン、という音が聞こえそうなほど、街中が静まり返る。

たとえ見知らぬ人であったとしても、
たとえ人との接触8割減でも、
そこに、誰かがいるというだけで、人は安心する。

「stay home」一色の今、
もはや、散歩は最高の娯楽で、
2メートル先にいる人をみて、存在によろこぶ。

そして、歩きながら、こう思う。

今の自分の顔は、
嬉々としながら散歩へ行く、うちの犬の顔と同じではないだろうか、と。

kuriguri について

池袋と渋谷を拠点に活動する 副都心線を愛するくりぐりが、 日々の情報を毎週月曜から金曜までアレコレ発信!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。